令和7年(2025年)
10月3日(金)~11月16日(日)
〈休館日:毎週火曜、10月31日(金)〉
今から約160年前、江戸から熊本にやってきたお姫さまがいました。彼女の名まえは、益姫(ますひめ)(のち、顕光院(けんこういん))。広島藩主・浅野斉賢(あさの なりかた)の娘である益姫は、20歳の時に熊本藩主・細川斉護(ほそかわ なりもり)と結婚しました。益姫は、細川家の正室として江戸でくらし、和歌や生花などを学びながら、子女の養育に力を尽くします。幕末に熊本へ移り住み、明治維新後には江津湖畔の砂取細川邸(跡地にくまもと文学・歴史館)に居をかまえました。当館の隣には、清らかな湧水をたたえるお庭の池が、今も遺されています。
幕末から明治に至る、激動の時代を生き抜いた益姫。大名家のお姫さまの一生とは、どのようなものだったのでしょうか。益姫の没後150年にあたるこの機会に、その生涯をたどりながら、知られざるお姫さまの姿をひもときます。
イベント
関連イベントについてはリンク:イベント(今後の予定)をご覧ください。
【主催】
くまもと文学・歴史館、熊本県立図書館
【特別協力】
公益財団法人 永青文庫、熊本大学附属図書館、熊本大学永青文庫研究センター
★展示解説パンフレットを無料配布します★
常設展「文学に見るくまもと」
くまもとの文学の流れを、歴史的背景とともにたどります。