周辺文学碑案内

くまもと文学・歴史館周辺の文学碑をご紹介します。
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(令和4年3月作成)
番号
名 称
内 容
1
  後藤是山 筆塚   落葉焚く凡庸の山眺めつゝ
2
  徳富蘇峰 詩碑  
金峯蘇岳夢相牽 不見故人経幾年
聞説君家銀杏樹 亭々直幹欲冲天
3
  松尾芭蕉 句碑   吉野にて桜見せうそ檜笠
4
  夏目漱石 句碑   湧くからに流るるからに春の水
5
  夏目漱石 句碑   しめ縄や春の水湧く水前寺
6
  宗不旱 歌碑  
ふる郷になほ身をよする家ありて
春辺を居れは鶯の鳴く
7
  夏目漱石 句碑   鼓うつや能楽堂の秋の水
8
  夏目漱石 詩碑   菜花黄
9
  星の王子さま 内藤濯 文学碑  
いづこかにかすむ宵なりほのぼのと
星の王子と影とかたちと
※図書館正面入り口前に移転しました
10
  高浜虚子 句碑   縦横に水のなかれや芭蕉林
11
  阿部小壺 句碑   産卵の鯉の刎ねをり江津朧
12
  中村汀女 句碑   とゞまればあたりにふゆる蜻蛉かな
13
  夏目漱石 句碑   ふるひ寄せて白魚崩れん許りなり
14
  中村汀女 句碑   つゝじ咲く母の暮しに加はりし
15
  冨永兆吉 句碑   音のよさ まいっ時櫓で漕いでくれ
16
  綴敏子 歌碑  
天霧らひ雪降る湖に寂かなる
光はありて鴨ら相寄る
17
  有働木母寺 句碑   流れゆく水葱に照り添ひ江津の月
18
  藤崎久を 句碑   蜻蛉に空あり人に汀あり
19
  安永蕗子 歌碑  
はなびらを幾重かさねて夜桜の
あはれましろき花のくらやみ
20
  志賀青研 句碑   江津の田の靄うすうすと十三夜
21
  宗像夕野火 句碑   ひるがへるときの大きさ夏つばめ
22
  石田比呂志 歌碑   一方に向きて湖面を漂える
鴨あり首を風に吹かれて
23
  高浜年尾 句碑   江津の水浮藻を流し止まざりし
24
  中村汀女 句碑   浮草の寄する汀や阿蘇は雪
25
  岩下ゆう二 句碑   早春の雲は流るゝ形せり
26
  中島一葉 句碑   生れ故郷わが楽書の残る宮

文学碑地図


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周辺地図