令和8年(2026年)
10月9日(金)~12月6日(日)
〈休館日:毎週火曜日(11/3は開館)、10/30(金)、11/4(水)、11/27(金)〉
木下順二は東京・本郷に生まれ、小学4年生から第五高等学校卒業までの多感な時期を熊本で過ごしました。熊本での暮らしや東京との言葉のちがい、文化、歴史など、さまざまな経験がその後の木下の考え方や作品に影響を与えています。
東京帝国大学へ進学した木下は次第に劇作家を志すようになり、戦後、戯曲『風浪』をはじめとする多くの作品を精力的に発表しました。毎日演劇賞を受賞した『夕鶴』は1,000回を超えて上演され、今なお愛される国民的戯曲です。そのほか、ゾルゲ事件の尾崎秀実をモデルにした『オットーと呼ばれる日本人』、日本の戦争責任を追及した『神と人とのあいだ』などの社会劇、古典「平家物語」の世界を鮮やかに描き出した『子午線の祀り』など、数多くの名作を生み出しています。また、言葉の問題やドラマ論を中心とする数々の評論を執筆し、晩年に至るまでシェイクスピア作品の翻訳を続けるなど、その文筆活動は多岐にわたりました。
今年は木下の没後20年の節目に当たります。この機会に本展では、生前に当館へ寄贈された貴重なノートや自筆原稿などを広くご紹介します。ぜひ会場で、木下順二の築いた劇的世界をご堪能ください。
※ポスター、チラシに使用している戯曲『夕鶴』の衣装は実際には白色ですが、写真では撮影時の光の効果により、朱色の裏地が透けて写っています。
イベント
井上理惠氏による記念講演会「木下順二の劇世界」、ギャラリートークを開催します!
詳しくはこちらから→「イベント(今後の予定)」ページ
【主催】
くまもと文学・歴史館、熊本県立図書館
【協力】
伊豆市、伊豆市観光協会天城支部、白壁、玉名市立歴史博物館こころピア
詳しくはこちら→木下順二展チラシ拡大版(PDF)
令和8年度(2026年度)は、熊本県誕生150年、夏目漱石来熊130年、くまもと文学・歴史館リニューアル開館10周年です
◆3月25日(水)~5月24日(日)
収蔵品展「来熊130年記念 漱石とその時代」(展示室1)
◆7月17日(金)~9月23日(水)
くまもと文学・歴史館10周年記念 大収蔵品展
「温故知新―文学と歴史でたどるくまもとの記憶2026―」(展示室1・2)
◆10月9日(金)~12月6日(日)
企画展「没後20年 木下順二展 劇 的 ―To Be Dramatic―」(展示室1・2)
◆令和9年(2027年)1月22日(金)~3月7日(日)
企画展「参勤交代×ラブレター ―人吉藩相良家の手紙―」(仮称)(展示室1)
◆3月24日(水)~5月16日(日)
収蔵品展「アーカイブズに見るくまもと31」(展示室1)
★展示室2では、常設展「文学に見るくまもと」を常時開催中(展示替え期間等は除く)★