くまもとの文学・歴史年表
くまもとの主なできごと
【歴史】       【文芸・文学】
多くの装飾古墳がつくられる   古墳 5~6世紀  

鞠智城がつくられる


飛鳥   『隋書』倭国伝に阿蘇山が載る



浄水寺の南大門碑がつくられる


延暦9
奈良

790
『日本書紀』景行天皇紀に火の国の伝承などが載る
『万葉集』に長田王の野坂の浦・水島の歌が載る

  寛和2



平安 986



清原元輔が肥後守となり、和歌を詠む
『枕草子』に水島・たはれ島が載る
『源氏物語』に肥後の大夫の監が登場
『今昔物語集』に肥後の書生の話が載る
県内現存最古の木造建造物 城泉寺(浄心寺)がつくられる
このころ小代氏や相良氏が東国から下向する
竹崎季長(肥後の御家人)が「蒙古襲来絵詞」をつくる


永仁元
鎌倉

1293
 
菊池氏が支える南朝の懐良親王が大宰府に征西府を置く

正平16/康安元 南北朝 1361

 
          『太平記』に菊池氏の活躍が載る
  文明13
明応4
室町 1481
1495
菊池重朝が隈府で万句連歌をおこなう
『新撰菟玖波集』に相良為続の句が選ばれる
佐々成政の検地などに反発、肥後国衆一揆がおこる
加藤清正が隈本、小西行長が宇土の城主となる


このころ熊本城の天守が完成する
加藤清正が肥後国の領主となる
天正15
天正16
文禄2
慶長5

慶長6
安土
桃山
1587
1588
1593
1600
 
1601


天草コレジオで天草版『伊曽保物語』が出版
細川幽斎が八条宮智仁親王に古今伝授をおこなう
 

肥後国検地帳・郡高帳・郷村帳が作成される
加藤清正の領内総検地がおこなわれる
細川忠利が肥後国の領主となる
熊本藩で人畜改帳の作成と地撫の実施が命じられる
細川三斎が八代の妙見宮に神輿などを寄進
島原・天草一揆がおこる
人吉藩で相良清兵衛事件がおこる
宮本武蔵が細川忠利に仕える
細川忠利の死後、阿部一族が誅伐される

水前寺成趣園が整備される



熊本藩で細川重賢が宝暦の改革に着手
(財政再建、行政機構の改革、刑法の改革、
地引合検地による年貢の増収、産業の奨励、
時習館・再春館の設立などをおこなう)

このころ人吉藩に習教館が設立される
雲仙普賢岳が噴火、有明海沿岸部が大津波におそわれる
細川斉茲の命により「領内名勝図巻」が完成

天草で5千人超の隠れキリシタンが発覚

八代郡で七百町新地がつくられる
通潤橋が完成
慶長9
慶長13
寛永9
寛永10
寛永13
寛永14
寛永17
寛永17
寛永20

寛文11


正徳5
寛延元



明和9
天明6
寛政4
寛政5

文化2
文政元
文政4
嘉永7
江戸 1604
1608
1632
1633
1636
1637
1640
1640
1643

1671


1715
1748



1772
1786
1792
1793

1805
1818
1821
1854


加藤忠広が出羽庄内へ配流、『塵躰和歌集』を編む
このころまで西山宗因(談林派の祖)が八代で連歌を詠む




このころ宮本武蔵『五輪書』を著す
このころ貞門派の俳諧が広まる
このころ肥後の俳人『空嘯集』『八代名所集』を編む
このころ談林派の俳諧が広まる
このころ蕉風の俳諧が広まる
井沢蟠竜『広益俗説弁』を刊行

このころ美濃派の俳諧が広まる


森本一瑞が肥後の地誌『肥後国志略』を著す
帆足長秋が本居宣長に入門し、肥後国学がおこる

小林一茶が八代の文暁のもとを訪れ、俳句を詠む
このころ上田宜珍『天草島鏡』を著す

頼山陽が肥後を訪れ、各地で漢詩を詠む


         
横井小楠が明治政府の参与となる
細川護久が熊本藩知事となり改革に着手
古城に設立された医学校・洋学校に外国人教師が着任
熊本に鎮台が置かれる(明治21年、第六師団に改組)
明治天皇が熊本を含む西国を巡幸

神風連の事変がおこる
西南戦争で熊本城が焼失、県下各地が戦火にあう
第五高等中学校設立(明治27年、第五高等学校に改称)
三角港(西港)が開港

九州鉄道が熊本まで開通
明治20年代を中心に玉名地区で大規模な干拓が実施される


万田坑第一竪坑が出炭をはじめる


第1回のブラジル移民がサントスに到着
熊本県立熊本図書館が設立される
明治元
明治3
明治4
明治4
明治5
明治7
明治9
明治10
明治20
明治20
明治23
明治24
明治29
明治33
明治34
明治35
明治39
明治40
明治41
明治45
明治 1868
1870
1871
1871
1872
1874
1876
1877
1887
1887
1890
1891
1896
1900
1901
1902
1906
1907
1908
1912




熊本初の新聞「白川新聞」創刊
洋学校の生徒が花岡山で奉教の誓いをたてる

徳富蘇峰が民友社を設立、「国民之友」を創刊

徳富蘇峰「国民新聞」を創刊
小泉八雲が第五高等中学校の外国人英語教師として赴任
夏目漱石が第五高等学校の英語教師として赴任
徳冨蘆花『不如帰』『自然と人生』を刊行
渋川玄耳らが紫溟吟社・白繍会の流れをくむ「銀杏」を創刊
宮崎滔天『三十三年之夢』を刊行
夏目漱石「草枕」「二百十日」を発表
与謝野寛らが「五足の靴」を東京二六新聞に発表




第1次郡築小作争議がはじまる
熊本市営電車が開通
大正2
大正5
大正7
大正12
大正13
大正 1913
1916
1918
1923
1924
森鷗外「阿部一族」を発表
種田山頭火が熊本へ移住
高群逸枝が九州日日新聞に「娘巡礼記」を発表


熊本動物園が水前寺公園内に開園
昭和天皇が陸軍特別大演習のため熊本に行幸

太平洋戦争がはじまる
戦時統制が強まり、熊本県下で米麦の割当配給がはじまる

熊本大空襲、県立図書館が焼失


熊本県近代文化功労者の顕彰がはじまる


熊本市を中心に大水害がおこる
水俣病が公式に確認される
熊本国体が開催、熊本城の天守が復元される
天草五橋が開通


熊本県立図書館が現在地に移転
昭和4
昭和6
昭和13
昭和16
昭和17
昭和18
昭和20
昭和22
昭和22
昭和23
昭和27
昭和27
昭和28
昭和31
昭和35
昭和41
昭和44
昭和57
昭和60
昭和 1929
1931
1938
1941
1942
1943
1945
1947
1947
1948
1952
1952
1953
1956
1960
1966
1969
1982
1985
徳永直「太陽のない街」を発表

荒木精之「日本談義」を創刊
宗不旱『茘支』を刊行
九州日日新聞と九州新聞が統合、「熊本日日新聞」創刊
石光真清の遺稿『城下の人』を刊行

木下順二「風浪」を発表
中村汀女「風花」を創刊
伊吹六郎「詩と眞實」を創刊
徳富蘇峰『近世日本国民史』を完成
小山勝清「それからの武蔵」を発表
内藤濯(翻訳)『星の王子さま』を刊行



石牟礼道子『苦海浄土』を刊行
光岡明『機雷』で直木賞を受賞
熊本近代文学館が開館
雲仙普賢岳が噴火、大火砕流が発生

九州新幹線の鹿児島ルートが全線開業
熊本地震がおこる
平成3
平成10
平成23
平成28
平成 1991
1998
2011
2016
安永蕗子『冬麗』で迢空賞を受賞
渡辺京二『逝きし世の面影』を刊行

くまもと文学・歴史館が開館
         

 

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