現在の展示会

 

【展示室1】収蔵品展「アーカイブズに見るくまもと25」

収蔵資料から熊本の文学と歴史の魅力をひもとく第25弾

令和6年(2024年)11月16日(土)~令和7年(2025年)1月6日(月)


◆文学

文学 収蔵資料セレクション〝冬〟

 ―ときをこえてであう― 梶尾真治の世界《ミニ》

 熊本に生まれ、熊本で創作を続ける作家の梶尾真治(かじおしんじ)氏。今回は、その数ある作品の中から〈ときをこえるであい〉に焦点を当てます。人気のクロノスシリーズ原稿は初公開です。山都町を舞台にした最新作「おさご幻奇譚(げんきたん)」のモチーフである 〝仏原騒動(ほとけばるそうどう)〟の古文書も併せてご紹介します。

 没後60年 長田幹彦 恋(イロ)と情けの小説家

 明治20年に生まれ、北海道の旅役者に取材した小説「澪(みお)」などで文壇に出た長田幹彦(ながたみきひこ)は、熊本をルーツとする作家です。京都の祇園など、〈日常〉と異なる世界に美を見出した作品から当時の流行作家となりました。没後60年の節目を迎えるこの機会に特集します。

【主な展示資料】
 ◆梶尾真治 自筆原稿「クロノス・ジョウンターの黎明」
 ◆長田幹彦 自筆原稿「残雪」 ほか

 

◆歴史
開国130年 黒船来航と熊本

 嘉永6年(1853年)、アメリカ合衆国使節ペリーが浦賀に来航し、開国と通商を要求しました。翌嘉永7年(1854年)、交渉の末に日米和親条約が結ばれ、日本は開国しました。開国170年を記念し、「黒船来航」や「開国」が熊本の人々や社会にどのような影響や変化を与えたのか。藩校時習館の教官を勤めていた木下韡村(きのしたいそん)の日記を軸に、他の当館収蔵資料とともに当時の熊本の様子を紹介します。

【主な展示資料】
◆「横井小楠(よこいしょうなん)書状(木下韡村宛)」
◆「木下韡村日記(嘉永4年9月12日~ )」
◆「大砲八拾凡度之図」

 

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展示資料リスト(PDF)

 

 イベント 

収蔵品展 番外編「あなたにも書ける‼カジシンのショートショートの書き方講座」 受講者募集中!

詳しくはこちら→イベント(今後の予定)をご覧ください。

 

★関連図書について★
展示会関連の図書や資料を図書館でご覧いただけます!
さらに詳しく知りたい方は、ぜひ図書館へ!

【展示室2】常設展「文学に見るくまもと」

くまもとの文学の流れを、歴史的背景とともにたどります。


展示室2

 
 

 

【展示室3】マンガコーナー

 テーマ 

幕末歴史、祇園、タイムトラベルマンガ読み放題!

令和6年(2024年)11月16日(土)~令和7年(2025年)1月23日(木)

マンガコーナー棚


 収蔵品展「アーカイブズに見るくまもと25」の期間、収蔵品展のテーマに合わせて、幕末歴史マンガ、祇園マンガ、タイムトラベルマンガを設置しています。幕末マンガでは、「コウノドリ」の鈴ノ木ユウによる「竜馬がゆく」(原作・司馬遼太郎)、新選組を描いた渡辺多恵子「風光る」。祇園マンガは小山愛子の話題作「舞妓さんちのまかないさん」、実在の舞妓をモデルに描いた大和和紀「紅匂ふ」。タイムトラベルマンガでは梶尾真治原作×鶴田謙二マンガ「おもいでエマノン」、藤子・F・不二雄の国民的マンガ「ドラえもん」。タイムトラベル×幕末歴史マンガとして村上もとかの人気作「JIN-仁-」など、約270冊をご覧いただけます。ごゆっくりとお楽しみ下さい。

 

◆令和元年(2019年)夏から、マンガコーナーが常設となりました。熊本ゆかりの作品や、展示会に関わりのある作品をご紹介します。
 ※マンガは約2か月ごとに入れ替わります

 

【主催】
 くまもと文学・歴史館
 熊本県立図書館


【協力】
 くまもとマンガ協議会
 NPO法人熊本マンガミュージアムプロジェクト