平成29年12月7日(木)~平成30年1月8日(月)
戦国から江戸初期にかけての剣術家、雲林院弥四郎
に関わる岩尾家文書は、今回初公開です。
江津湖畔の熊本県立図書館・くまもと文学・歴史館が建つ敷地には、明治6(1873)年10月23日の地鎮祓から始まり、明治7年3月に竣工し、旧熊本城二ノ丸の古京町邸から引越した熊本藩10代藩主細川斉護の正室の顕光院(浅野益)が住んだ砂取細川邸がありました。これにちなみ、顕光院に焦点を当て、江戸での結婚、出産、熊本への移住、砂取邸への転居といった人生を、個人蔵の工芸品や(公財)永青文庫の冊子史料で紹介する企画展を開催します。
【主催】くまもと文学・歴史館 熊本県立図書館
【協力】公益財団法人永青文庫
【連携】一般財団法人島田美術館
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平成29年8月2日(水)~9月25日(月)
歴史コーナーでは、前回の展示「1877 西南戦争140年」に引き続き西南戦争をテーマにした展示を、文学コーナーでは、ともに生誕150年の記念の年を迎えた夏目漱石と井上微笑を紹介します。
夏目漱石が実際に着用していた羽織や、漱石が、熊本ゆかりの池辺三山・彌富破摩雄に宛てた自筆の書簡、漱石が微笑へ宛てた書簡も展示。同年であっただけでなく、俳句を通じて交流のあった2人に注目します。
図書館ギャラリーでは、西南戦争をテーマに熊本市文化振興課が作成したパネル『雨ノチ朝』を展示します。
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【主催】
くまもと文学・歴史館 熊本県立図書館
【協力】
NPO法人熊本マンガミュージアムプロジェクト
平成29年6月14日(水)~7月24日(月)
発生から140年が経過したことに因み、西南戦争当時の貴重な史料を展示します。公文類纂は、西南戦争関係を取りまとめた第7類を紹介。熊本隊を率いた池辺吉十郎の、明治10年2月9日で途絶えた日記「明治十年丁丑日記」(池辺家文書43)や、熊本城攻囲戦の最中の熊本協同隊士の記念写真(有馬文書205)などをご紹介します。
このほか、図書館ギャラリーで玉東町・南関町・玉名市・人吉市・水俣市等が作成した西南戦争戦跡パネルやチラシを展示・配布します。
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平成28年熊本地震から1年が経ちました。現在も県下各地では、復興に向けた取り組みがなされています。歴史を振り返れば、過去にも同様の震災があり、先人たちはそれを乗り越えて復興を成し遂げてきました。
くまもと文学・歴史館では、熊本の震災史を振り返り、過去を知ることで、必ず未来に復興ができるという希望を県民のみなさまと共有すべく、展示会を企画しました。さらに、県内外から寄せられた未来に残したい記憶「震災万葉集」を通じて、人と人との絆のぬくもりを感じていただくとともに、今を生きる私たちの被災と復興の記憶を未来に伝えます。
【主催】
くまもと文学・歴史館 熊本県立図書館
【協力】
熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センター
熊本県立美術館
NPO法人熊本マンガミュージアムプロジェクト
熊本県観光経済交流局くまもとブランド推進課
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