3階第2閲覧室では、現在4つのテーマで展示を行っています。
ぜひご覧ください。
くまもと文学歴史館 収蔵品展アーカイブズ14
「蔵原伸二郎(くらはら・しんじろう)」
阿蘇出身の詩人・蔵原伸二郎は、阿蘇神社直系の神官の父と、
北里柴三郎の妹である母との間に生まれました。
九州学院を卒業後、慶應義塾大学に進み、
萩原朔太郎の影響を受け、詩作に入りました。
棟方志功が装幀を務めた第一詩集『東洋の満月』は、
阿蘇の風土を核にした原始風景のイメージを形象しています。
どうぞ手に取ってご覧ください。
くまもと文学・歴史館で開催の、
「アーカイブズに見るくまもと14」もあわせてご覧ください。
期間:令和元年(2019年)11月27日(水)
~令和2年(2020年)1月12日(日)
場所:くまもと文学・歴史館 展示室1
時間:9:30~17:00
※火曜日と11月29日(金)、12月27日(木)~1月3日(火)は休館日です。
原ゆたかさん講演会開催記念・ミニ展示
令和元年(2019年)12月7日(土)に開催される、
「原ゆたか先生講演会とお絵かき会」を記念して、
ミニ展示を行っています。
ゾロリシリーズやガムチョコバナナなど、
魅力的なキャラクターとその世界観をお楽しみください。
※3階第2閲覧室の本は、貸出ができません。
熊本地震関連資料コーナー
平成28年4月に発生した熊本地震から3年半が経ちました。
いまなおご不便な生活を余儀なくされている皆様に、
心よりお見舞い申し上げます。
被災された方々の状況や思い、ボランティアの報告、
そして復興の様子を伝える出版物を展示しています。
新しい資料が順次増えています。
平和で文化的な毎日のために
11月3日は、日本国憲法が公布された日であり、
自由と平和を愛し、文化をすすめる日として制定された国民の祝日です。憲法の中で、「国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を
有する」とされています。
病気やケガで働けなくなるかもしれない、地震や火事で住む場所を
失うかもしれない、一人で子育てをするかもしれない、
引っ越した先でいじめられるかもしれない……。
いつ、だれが、どういう理由でか、突然窮地に陥いった時、
憲法は「どんな時でも幸せに生きる権利がある」と宣言しているんです。
それぞれの事情で「生きづらさ」を抱えている人たちが、
少しでもフラットに暮らせるように、どんな配慮や政策が必要なのか、
考えるきっかけになる本を展示しています。